投資に関する便利なツールというのは、たくさん存在しています。最低限のツール以外は任意で使うことになるものの、専業トレーダーなどの本格的に投資をしている人ほどそうしたツールを活用しているでしょう。
BO(バイナリーオプション)でも便利なツールが多数提供されており、取引を開始すると「こうしたツールも導入したほうがいいかな?」と悩むかもしれません。ツールの有用性を説く人も多い一方、「BOのツールは必要ない」と話す人もいます。
今回はBOのツールの必要性について詳しく調べたので、その結果をまとめておきました。もしもBOにてツールを使おうか悩んでいる人がいたら、ぜひ参考にしてください。
BOのツールは無料と有料に分かれている
まず最初に、BOのツールは無料と有料に分かれているのを知っておくといいでしょう。パソコンやスマホのアプリも無料と有料に分かれており、やはり無料のものが広く使われている一方、有料のほうが機能性に優れていることも多いです。
BOのツールについては少しだけ傾向が異なっており、無料ツールの場合は『テクニカル分析ツールや取引用ツール』が多く、有料ツールの場合は『自動売買ツール』がほとんどでしょう。自動売買ツールというのは、文字通り自動で投資をしてくれる機能です。
「やっぱり有料のほうが安定して勝てるのかな?」と期待する人は多いですし、広告でも高い勝率を謳っていることが多いでしょう。しかし、安易に導入するのは考えものです。
有料のツールは使う必要なし?
BOの有料ツールについては、はっきり言えば『使う必要なし』と評価せざるを得ません。先ほども書いたように有料ツールは自動売買ツールがほとんどとなっていますが、以下の点を踏まえると有用性は期待できません。
- ほとんどのツールはそこまで勝てない
- そもそも自動売買ツールを禁じている業者が多い
有料ツールは高い勝率を実現できるとしていますが、実際に購入した人でそれが達成できたケースはほとんどありません。つまりは詐欺商品とも言えるのですが、その点を問い合わせても「使い方が悪い」なんて言い訳をされるでしょう。
また、BO業者のほとんどは自動売買ツールを禁止しており、利用がバレると口座が凍結されてしまいます。すぐにはバレないこともあるでしょうが、バレた場合のリスクを考えると使うべきではないでしょう。
怪しいツールに引っかからないコツ
残念なことにネット上で販売されている有料ツールのほとんどが詐欺であり、今でもそれに引っかかってしまう人がいます。ではどうすれば怪しいツールに引っかからないのかですが、以下の点を意識するといいでしょう。
- 購入前にツールの評判を調べる
- なぜ本人が使わないのかを疑う
こうした詐欺ツールに関する情報はネット上で共有されており、ときにはその手口までしっかりと書いている人もいます。中にはその詐欺に加担しておすすめしている人もいるのですが、少しでも悪い評判があれば回避するのが賢明です。
また、もしもそのツールが本当に安定して勝てる場合、他人に販売するよりも自分で使うほうが儲けられるとは思いませんか?そうした当たり前のことを考えれば、一気に胡散臭く見えてくるでしょう。
無料のツールには役立つものがある
BOの有料ツールは使うべきではないものの、無料ツールに関しては役立つものがきちんとあります。無料ということで導入のリスクも低く、気になるものがあれば気軽に試せるのもメリットと言えるでしょう。
なお、無料ツールでおすすめなのはMT4などのテクニカル分析ツールであり、これらはプロでも使っていることが多いです。無料でありながらも機能が豊富であり、BOの勉強をする場合にも欠かせないものとなっています。
また、公式が取引用のツールを提供している場合もあります。サイトにログインすれば取引はできるのですが、専用のツールを使えばよりスムーズに動作するかもしれません。
テクニカル分析ができる取引ツールも提供されている
BO業者が用意した取引ツールはエントリーなどの操作をするには申し分ないものの、大抵は最低限の機能しか搭載されておらず、テクニカル分析がしたいなら別途専用のツールが必要です。しかし、近年は取引ツールを進化させている業者もいます。
取引ツールでありながらもテクニカル分析に必要な指標が表示できるところもありますので、そうした業者を使えば分析ツールなしでも高度な取引ができるでしょう。初心者の場合、取引ツールと統合されているほうが便利に感じるかもしれません。
なお、専用の分析ツールのほうが多機能ですから、慣れてきたらそちらへ移行するのもいいでしょう。
都合のいいツールは存在しない
有料ツールは都合のいいことばかり書いていますが、それを実現できるものは存在していません。もしも実在していれば多くの人が億万長者になっていますし、そうなるとBO業者は営業ができないでしょう。
BOで有効なツールを使うなら、あくまでも補助機能だと割り切ってください。